フォーカスゴールドからやさしい理系数学で高校数学偏差値70へ

国立大学2次試験まで
※母集団の多さを考え、このサイトで言及している偏差値は、8月末ごろの第二回河合塾全統記述模試を想定しています
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この記事を読んで欲しい人は?
- 周りに受験生がいなくて高校数学の勉強方法を確立できていない大学受験生
- 高校数学で偏差値65〜70前半を狙いに行く人
- 実際にやさしい理系数学などを使って偏差値70に到達した人の体験談を聞きたい人
基幹参考書と合わせてしっかりと対策することが出来るため、一部取り扱いの少ない分野がありますが、どんな問題へも対処する能力が培えます↓

▼ やさ理いつからやるべきなのか

• まず高校理系数学で偏差値が上がる仕組みは決まっていることを認識する
高校数学で偏差値が上がるためには、演習で得た道具をどの場面で使うかをどれだけわかっているかにかかっていると思われます。理系大学の差がつく入試問題は以下のように分けられます。
整数/場合の数と確率/微分計算またはグラフ符号判定/ベクトル2次元3次元/回転体や積分計算/はさみうち/複素平面の性質を使うもの/通過領域で多変数を動かすもの
これらの全てがFocusGoldなどの章のはじめにある基本問題の集合であることを認識しながら勉強できる人が偏差値上がる印象です。集合体という意識を持たないと復習の質が落ちます。
例えばA,B,Cの基本要素を含めた問題があり、あなたがBの要素で間違えたとします。
集合体という意識を持ってる人は、ABCの構成をわかっていてすぐにBを基本/標準問題などで復習できますが、構成をわからない人はどの問題で復習したらいいかわからず、多くの場合解説を丸コピしたりし始めます。
これはかなり時間がかかり効率が落ち、結果的に遊ぶ時間も確保できないし勉強も伸びないしで悪循環に陥ります。なので解説をみて構成がわからない段階の人はやさしい理系数学を手にとっても偏差値が上がる可能性は低いです。
ギクッ….となった人は標準問題集のフォーカスゴールドや青チャートで道具の整理をしましょう。個人的にはチャートよりもフォーカスゴールドの方がお得に感じます。
• やさしい理系数学がおすすめの人は?
• ①FocusGoldなどで公式を確認済②FocusGoldの演習問題や1対1対応の演習、新数学スタンダード演習のどれかで公式の運用方法を広くやや薄く演習できている人
• 東大、京大、東工大、早慶、理科大、上智理系学部、医学部医学科を目指す受験生
当てはまっていれば十分演習の効果が得られると思います。私自身もこの参考書で数学の偏差値が70に行きました。このサイトでは口癖ですが思い立ったが吉日精神で、迷ったら今すぐ始めましょう↓
• やさしい理系数学のデメリットは一部分野が偏る
この参考書は良問ばかりですが広くやや浅くの印象。整数問題、漸化式、はさみうちの定理を扱う極限、通過領域の4種類はやや品薄と感じました。FocusGoldやチャートの演習問題が手元になければ以下のような参考書を買うのもありです。
基本的にはそれら二つとやさ理のような難しめの演習問題集の2種類だけで足りるので、極端に苦手/部分的に補強した場合のみ買い足しを推奨
• 整数問題の演習をするなら
[関連記事] 京大の整数問題が良問な件
• 極限や重い積分計算は東工大数学でかなり演習できるが難しめなものが多いです
• 通過領域は東大で頻出で、良問揃いです
• やさ理の次の参考書は何をするべきか
参考書の冒頭に姉妹本のハイレベル理系数学が紹介されていますが、(合格する点数を取るために)必要な人はいないと思います。数学で高得点を取るんだァ!全員駆逐してやる!みたいなやる気を持つ人はとりあえず書店で流し読みしてみてください。消化不良注意です。
この参考書の次は以下のような大学の過去問を解く方が自然な流れかと思います。おすすめは赤い教学社出版の〜数学25カ年、駿台出版の東大数学入試読解、京大数学入試読解です。駿台出版のほうが解説が丁寧な印象です
▼ 東大生に助言を貰う選択肢もあります
自力では時間足りなさそうで勉強ができる人からのフィードバックが欲しい、過去問の答案作成能力を上げたいという方は東大生レベルに教えてもらった方が効率良いです。
この大学は受験教科数が多い上、最難関レベルで、1つの大問にかけられる時間がタイトであるため受験の準備過程で効率化が求められます。それらを達成し、受験会場で合格を勝ち取った人たちのフィードバックは質が高いです。当サイトでは東大生が多数在籍している個別指導塾トウコベを掲載しています。
私の友人にいたのですが、稀に数学は全然できなくて英語など他の教科がかなりできたおかげで合格した人もいるので、無料面談時に数学がしっかりできる人の空きがいるか確認しておきましょう。
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授業は09:00〜23:00(Tokyo UTC+9)の間で受けられます。授業時間は45分から15分刻みで設定可能、1教科から始められるため自由度が高く留学/海外在住中でもライフスタイルに合ったプランを立てられます。
※ロサンゼルス(UTC -8) 、ニューヨーク(UTC -5)、シドニー(UTC+10)
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